ここではアダルトチルドレンタイプ別のマイナスな特徴を「強み」に変換する、アイデア思考法を伝授します。
すぐ実践してもらえるように、読者のみなさまの共通の活かし場所「仕事」に焦点をあてて、ピックアップしてみました。
この記事では、ロストワンが仕事上でより強みを発揮できるアイデアをお伝えします。
・ロストワンの特徴
・ロストワンのマイナスな特徴を「強み」に変換するアイデア思考法
・自分のライフスタイルに沿って、アイデア思考法を活かそう
あなたがこの記事を読むと、どうすることもできないと思っていたマイナスな特徴を「強み」に変換して、人間的な魅力を底上げするアイデアを知ることができます。
さらに実践すると、仕事上で欠かせない存在となり、自身も情熱を持って仕事ができるようになります。
ロストワンの特徴
ロストワンの特徴について、別の記事で解説しているので、以下、一部抜粋です。
・喜怒哀楽が少ない
・大人っぽい
・落ち着いている
・存在感が薄い
・表情が乏しい
・秘密主義
・言葉数が少ない
・ノリが悪い
・協調性がない
・群れない
・損得勘定で動く
・テンションが低い
・面倒くさがり
・情熱を持てない
ロストワンは、アダルトチルドレンタイプの中ではイレギュラーな存在です。
他のタイプが親や養育者に認められてもらおうとしているなか、ロストワンは人生を半ば諦めています。
観察力や洞察力が優れている分、自分の置かれている状態がよくないものだと認識できてしまうので、この先の未来も暗いものだと思い込んでしまいます。
しかし、そんなロストワンでも「強み」として活かせる特徴はあります。
それについて、以下で解説します。
ロストワンのマイナスな特徴を「強み」に変換するアイデア思考法
前述したマイナスに見られるロストワンの特徴を「強み」に変換する上で押さえておきたいアイデア思考は以下の2つになります。
・感受性の豊かさを「強み」に活かす
・精神的に自立した人と関わる
それぞれ詳しく、解説していきます。
感受性の豊かさを「強み」に活かす
ロストワンは、実は感受性が豊かな人です。
感受性が豊かなために、人からの影響を受けやすく、些細な言葉にも傷ついてしまう傾向があります。
そのため、子どもの頃に受けた傷の痛みを憶えていることが多く、同じ状況にならないようにリスク回避をしたり、目立たないように立ち振る舞います。
そして、感受性が豊かであることをマイナスに捉え、もう傷つかないように感情を抑圧します。
そうしてお膳立てしたロストワンの世界は、果てしない人生をただただ時間が過ぎていくのを待っている状態です。
しかし、「感受性豊かさ」はなにもマイナスが目立つ特徴ばかりではありません。
感受性豊かさを「強み」に活かすことで、また別の世界が広がります。
ロストワンは私のタイプでもありますので、私の経験をもとに解説していきたいと思います。
前述した、些細な言葉で傷つく、は私自身もよく体験したことです。
気質が鈍感な人にとっては大したことのない言葉でも、気質が敏感な人には鈍器で殴られるような衝撃を心に受けるので、子どもの頃から”生きづらい”と感じていました。
そのため、当時から自分と周囲の子の感覚は違っていることに気づき、共感してもらおうと思っても、うまく伝わらないことのほうが多かったです。
生育環境の影響もあると思いますが、誰とも分かち合えないので孤独の時間は多く、寂しく過ごしていました。
しかし、同時に”この感情をうまく活かすことはできないか”、とも考えていました。
みんなが鈍感なわけでもないですし、傷ついてないように見えるだけで実は我慢している人もいることは自分なりの経験でわかっていることなので、「人の弱さ」に注目するようになりました。
そして、その弱さを活かす方法を自分で実体験することで再現性の高い知恵を編み出すことができました。
ロストワンは、従来にはない独創的なアイデアを考え出す長所があります。
そして、それを表現するために芸術活動をする人が多いです。
私は文章で、これまで経験してきた過去と本などで培ってきた知識、さらにそこから自分なりに行動して得た知恵を活かして、当ブログを運営しています。
感受性豊かさはマイナスなことばかりではありません。
感受性が豊かだからこそ、人の悩みを誠実に聞くことができ、それをもとに別の形で表現をすることができます。
人と関わるのがまだ難しいというロストワンは、人と関わらないような仕事や職人業、フリーランス等を検討してみてはいかがでしょうか。
自分の感受性を活かすようになるので、それまで無気力だった仕事も、情熱を持ってできるようになれます。
私は、この考えにいたってからは充実する時間が多くなりました。
精神的に自立した人と関わる
冒頭のロストワンの特徴を見てもらうと、ロストワンは落ち着いたイメージを持ってもらえると思います。
実際、思慮深くみられるので、他ACタイプが同じ言葉を発しても、ロストワンのほうがなんとなく言葉に重みがあり、説得力があるように感じられます。
そのため、精神的に自立している人や孤独に強い経営者などと気が合ったりします。
そうした経緯から、ロストワンは精神的に自立している人と関わるとよいです。
気質が似ているので、人と関わることを苦手としているロストワンでも、ストレスフリーに関わることができます。
アドラー心理学の5つの理論の「対人関係論」の記事に、”繋がるとポジティブになる人の特徴”が明記されているので、それを参考に人間関係を構築してみてください。
そうすることによって、それまで人と関わることを回避してきた生活から一変して、常に学びのある生き方をすることができます。
ロストワンは、考えることがなによりも楽しいと感じるタイプなので、そうした人たちと出会うと良い刺激になります。
感受性の豊かさと併用して、あなたらしい人生を歩んでみてください^^
自分のライフスタイルに沿って、アイデア思考法を活かそう
前述したアイデア思考法を実践してもらえれば、灰色だった世界が色鮮やかに変化して、無気力な人生とは決別することができます。
また、このアイデア思考法を、以前ワークで考えてもらった「ライフスタイル」に沿って活かすと、さらに絶大な効果を得られます!
自分の周りや環境がどうなってほしいか?
これを自分を取り巻く周囲の人々に伝えられると、自己理想は叶いやすくなります。
自分の弱さを受け入れ、尊敬される人になりましょう。
ここまで、がんばってきたあなたなら、きっとできます!