ピエロタイプのマイナスな特徴を「強み」にする【アイデア思考法】

ここではアダルトチルドレンタイプ別のマイナスな特徴を「強み」に変換する、アイデア思考法を伝授します。

すぐ実践してもらえるように、読者のみなさまの共通の活かし場所「仕事」に焦点をあてて、ピックアップしてみました。

この記事では、ピエロタイプが仕事上でより強みを発揮できるアイデアをお伝えします。

・ピエロタイプの特徴

・ピエロタイプのマイナスな特徴を「強み」に変換するアイデア思考法

・自分のライフスタイルに沿って、アイデア思考法を活かそう

あなたがこの記事を読むと、どうすることもできないと思っていたマイナスな特徴を「強み」に変換して、人間的な魅力を底上げするアイデアを知ることができます。

さらに実践すると、仕事上で欠かせない存在となり、幅広い人から重宝される人になれます。

ピエロタイプの特徴

ピエロタイプの特徴について、別の記事で解説しているので、以下、一部抜粋です。

・争いごとが苦手

・八方美人

・優柔不断

・空気を読む

・いじられキャラ

・自分に自信がない

・自分の意見が無い

・自虐的

・自己評価が低い

・周りの人に振り回されがち

・作り笑顔が得意

ピエロタイプは、アダルトチルドレンの中で最も気配り上手です。

子どもの頃から家庭や学校で不穏な空気を察知すると、場の緊張感を和らげようとあの手この手をつかう平和主義者です。

しかし、その場が一時的に収まっても、問題を先送りにしているだけで解決したわけではありません。

再度、争いごとが生じれば、またピエロタイプが場を収めなければならない・・・そんな悪習慣が続いてしまえば、身が持ちません。

そうならないためにも、ピエロタイプのマイナスと思われる特徴を「強み」に変換したアイデア思考法を以下に解説するので、ぜひ取り入れてください!

ピエロタイプのマイナスな特徴を「強み」に変換するアイデア思考法

前述したマイナスに見られるピエロタイプの特徴を「強み」に変換する上で押さえておきたいアイデア思考は以下の2つになります。

・八方美人のマイナスな特徴を逆手に活かす

・問題を先送りしない思考習慣

それぞれ詳しく、解説していきます。

八方美人のマイナスな特徴を逆手に活かす

ピエロタイプは、争いを避けて、調和を大切にする人です。

それは言い換えれば、カメレオンのように目の前の人に合わせてコミュニケーションができる「強み」でもあります。

聞き上手で、尚且つ盛り上げ上手なので、表面的にはとてもとっつきやすく友達はすぐできるのではないでしょうか。

しかし、八方美人が世間的にマイナスな意味で捉えてしまうのは、誰にでもいい顔をしている様がよくないと言われる所以です。

ですが、それを考慮してピエロタイプならではの「強み」に変換して、活かすことは可能なので、そちらについて以下から詳しく解説します。

まず、八方美人をマイナスに捉えてしまうのは、二面性が強いからです。

「好かれよう」と思って、心にもないことをしてしまうので、しばらく一緒に過ごした人からは「一貫性がない」と信頼されなくなってしまいます。

好かれようと思った行為が、皮肉も人に嫌われる方向へ進んでしまうのは、やるせない気持ちになります。

ならば、どのように八方美人の特徴を活かせばいいのかというと、その行動に至る直前の感覚に目を向けると良いです。

「好かれよう」と行動する直前の感覚とは、人の機嫌に敏感に察知する能力の高さです。

マイナスな特徴ばかりが目立って、ピエロタイプの長所が埋もれているように感じますが、ピエロタイプは、「機微(きび)に聡い」です。

※機微に聡い・・・人の感情や物事の変化の些細な変化を感じることに長けている。

そのため、向かい合っている相手が求めていることにイチ早く気づくことができます。

ですが、二面性が強いといわれるのは、その求められている像と実際の自分とのギャップが大きいのが所以ですが、”ワンクッションを置く”ことで、嫌われることを減らすことができます。

そのワンクッションとは、ピエロタイプの過去の経験、つまり、争いごとを避けるに至った理由を伝えることです。

そうすることによって、どうして二面性のある振る舞いをしてしまうのか理解してもらえるので、ピエロタイプが一人で抱えているところをフォローしてもらいやすくなります。

ワンクッション言葉として例をあげておくと、以下になります。

「過去、〇〇な出来事があって、あのようなことを言ってしまいました。それでも微力ながら尽力いたします」

「さっきはああ言ってしまったけど、実は緊張してます。だから、フォローしてくれると嬉しいです」

良く見せよう、好かれようとした振る舞いの前後に、上記のような言葉を入れておくと、チームメンバーや上司などの社内の人に分かってもらえます。また、努力している姿勢を見せれば、困ったときに助けてくれます。

ACタイプの中で、ピエロタイプは最も親しみやすいので、これらを考慮して行動すれば、大きなプレッシャーに必要以上に耐える必要はありません。

また、八方美人の強みは、周囲から煙たがられる自信過剰な人やクセの強い人とも無難に関わることができます。

実際どう思っているかは別として、仕事上で関わらざるを得ない人とも謙虚にコミュニケーションができるのは、なかなかできるものではありません。

さらに、人から敬遠されるタイプの人たちは孤立しやすいので、たとえば取引先にそうした相手がいるのなら、ピエロタイプは重宝されやすいです。

しかし、ピエロタイプは「沈黙が苦手」なタイプでもあります。

そこで、以下では”沈黙を味方にする”思考法をお伝えします。

ーー気まずい沈黙を打開する魔法のセリフがあります。

「普段は、沈黙が苦手なんだけど、君との沈黙は、不思議と嫌な感じがしないね。意外と黙っていても平気かも。本当に落ち着くから、無理にしゃべらなくてもいいよ」

このように沈黙自体を全肯定するのです。

「何か喋らなきゃ」と焦るのではなく「無理に喋らなくてもいい」と気持ちを切り替えることで、自分も相手もリラックスできます。すると、かえってお互い言葉が出てくるものです。

引用元:4代目バチェラー黄皓 著超完璧な伝え方p.140

沈黙を仕切り直すテクニック

簡単に言うと、トイレに行っちゃいましょう。

沈黙の時間が流れたら「ごめん。ちょっと1回、お手洗い行くね」とか「ごめん。1本だけ仕事のメール返してきていい?」と言って席を立ってください。

その間にリフレッシュして「何を喋ろうか」と考えてから戻るのです。

「ごめんね。待たせちゃって。そういえば、次に何か食べたい物ある?」など、仕切り直したときに考えた新しい切り口から、また別の会話を広げましょう。

引用元:4代目バチェラー黄皓 著超完璧な伝え方p.140

上記の引用文は、Amazon Prime Videoの大人気恋愛リアリティショー「バチェラー・ジャパン シーズン4」に出場した4代目バチェラーの黄皓(こう・こう)さんの言葉です。

恋愛上での言い回しになっていますが、仕事上でも切り替えて活用することもできます。

ほかにも、実践してよかった言葉があれば、この記事の下にあるコメント欄で教えてください^^

問題を先送りしない思考習慣

次に、ピエロタイプが身につけるとよい思考習慣について解説します。

その思考習慣とは、「問題を先送りにしない」ことです。

ピエロタイプは場の調和が乱れることを嫌って、問題が大事にならないよう、注意をそらそうとします。

しかし、問題を先送りにしたところで、根本的に解決ができているわけではないので、結局振り出しに戻ってしまいます。

そう考えると、最初から問題に向き合ったほうがいいと思いませんか?

とはいえ、自分に直接関係のないことには”課題の分離”をしてしまうのがベストですが、自分の取り巻く空気を察知して居心地悪くなってしまうのがピエロタイプのよくある傾向なので、ほかの思考法を検討するのがいいでしょう。

そこで私が提案するのは、不和が生じている人たち(たとえば、2人)を一旦切り離し、どうしてトラブルが起きたのかをそれぞれフェアに聞くことです。

すでに、学校等で不仲になった友達の話を聞いて共感してきた、という人もいると思いますが、さらに踏み込んで”勇気づけ”してあげることで、関係の修復の後押しをすることができます。

当事者だけで関係の修復が難しいとのことであれば、ピエロタイプが見守る中で和解してもらうのもひとつの手です。

その際、コミュニケーションは「過程」を重視するのではなく「目標」に重きを置くことが大切です。

たとえば、当事者たちから今後お互いでどうしていきたいのかをヒアリングできたら、その目標を達成するために、当事者2人が話し合える状態にするのが、この場合のピエロタイプの目標になります。

意見をぶつけ合いに、直接関わりのないピエロタイプが参加する必要はありませんが、話が脱線して「目標」に向かっていない状態であれば、ピエロタイプが軌道修正して話を戻してあげるといいです。

また、当初は和解を考えていたけれど、意見のぶつかり合いをした結果、関係の修復ができないとなったら、それはピエロタイプのせいではないので、思い詰めないでください。

当事者たちが出した結論なので、ピエロタイプがとやかく言われる筋合いはありません。

遅かれ早かれそうなってしまうことです。

それに、逆のパターンだってあります。

犬猿の仲だと思っていたら、ピエロタイプによって話し合いの場が提供されて、話してみたら、それまで感じの悪い人だと思っていたけど良い人だった、なんてことはよくあります。

人間関係のトラブルは大体、思い込みによる誤解によって生じるものなので、話す機会さえあれば、修復は可能なのです。

自分のライフスタイルに沿って、アイデア思考法を活かそう

前述したアイデア思考法を実践してもらえれば、自他ともに相乗効果を得られる関係を築けるようになり、仕事上で欠かせない存在になれます。

また、このアイデア思考法を、以前ワークで考えてもらった「ライフスタイル」に沿って活かすと、さらに絶大な効果を得られます!

自分の周りや環境がどうなってほしいか?

これを自分を取り巻く周囲の人々に伝えられると、自己理想は叶いやすくなります。

自分の弱さを受け入れ、尊敬される人になりましょう。

ここまで、がんばってきたあなたなら、きっとできます!

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