誰かに認めてもらえないと、自分には価値がないような気がしてならない
人には誰しも承認欲求があります。
自分の存在を誰かに認めてもらうことで、これでいいのだと安心感を覚えるからです。
そのため、これまで学校や社会で強いられてきた競争も勝ち抜いていこうと考えてきた人は多いのではないでしょうか?
しかし、どれだけ努力しても、多くの人に賞賛されたとしても、心が一向に満たされないと思ったことはありませんか?
もし、そのような経験に心当たりがあるのなら、あなたは「アダルトチルドレン」かもしれません。
そこで、この記事ではアダルトチルドレンの各5タイプの診断リストを用意しています。
自分がどのタイプのアダルトチルドレンなのか分かれば、適切な対処をしつつ、強みとして活かせるかもしれません。
アダルトチルドレン診断リスト
以下に各タイプの診断リストがあります。
紙に書くなどして、あてはまるものを数えてみましょう!
そして全タイプを比較して、一番多かったものがあなたのACタイプになります。
(ACとは、Adult Childrenの略称)
【ヒーロー】
・周りから「しっかりしている」「頼りになる」と褒められるように努力する。
・子どもの頃から文武両道でいい成績を残そうとしてきた。
・負けず嫌いで、他者より高い評価を得ないと満足できない
・失敗や挫折を極端に恐れる
・他者の失敗でも、自分の責任のように感じる
・自分の思い通りにいかないと、イライラしやすい
・学級委員やリーダーなど、「まとめ役」になることが多い。
【スケープゴート】
・子どもの頃、自分に非はなかったのに、親に理不尽に「悪者」扱いされた。
・親や教師、上司など目上の人の言うことやルールに反抗しがち。
・自分が病気やけがをしたときに、親に優しくされて嬉しかったことがある。
・些細なことでイライラしやすく、人間関係のトラブルが多い。また長期的な人間関係が築けない。
・自分が問題を起こしたとき、親が自分に関心を向けてくれたことに安心感を持った過去がある。
・自分の寂しさや苦しみをわかってくれる人はいないと思っている。
・周囲から「不愛想」「言い方がキツイ」「文句が多い」「怒りっぽい」など言われる。
【ロストワン】
・自己主張や感情表現に苦手意識がある。
・他者に、自分のことを聞かれるのがすごく嫌に感じる。
・周囲から「大人しい人」「存在感が薄い」「何を考えているかわからない」と言われる。
・他者と関わることにストレスを感じ、人と距離を取ったり、一人で過ごすことが多い。
・学校や家庭、職場などの集団の中ではなるべく目立たないように行動する。
・学級委員やリーダーなど、責任が重い役割は避けがち。
・子どもの頃、自分が居なくなっても誰も困らないんじゃないかと思うことがあった。
【ピエロ】
・子どもの頃から、周囲を笑わせよう・楽しませようと、明るく振舞ってきた。
・気まずい空気や沈黙、険悪な雰囲気がすごく苦手。
・場の雰囲気をよくするために、自虐ネタも進んでやる。
・他者から過度にいじられたり、パワハラされても、笑ってやり過ごす。
・他者から「明るい」「悩みが無さそう」と言われるが、本当の自分は誰もわかってくれない。
・誰かといるときは笑顔なことが多いが、一人になると、落ち込んでいる時間が多い。
・笑顔も「作り笑顔」なことが多いが、辞めることが怖い。
【ケアテイカー】
・子どもの頃から、わがままを我慢して、常に自分より他者を優先してきた。
・周囲から「優しい人」「思いやりがある」「気が利く」と言われる。
・自分が世話した人に、感謝されないと不安と怒りを感じる。
・自分の親も「世話焼き」だったと感じる。その親に認められたいと気持ちが強かった。
・相手がなにを求めているのか、非常に敏感に感じることができる。
・困っている人がいると放っておけない。
・自分の感情に鈍感で、なにがしたいのか、わからない。
まとめ
一番あてはまるものが多かったタイプが、あなたのACタイプになります。
同列一位の場合は、どちらもACタイプの可能性が高いです。
自分のACタイプについて、もっと知りたいという場合は以下のリンクを参考にしてください!
そのタイプの特徴だけでなく、仕事や恋愛での傾向等もまとめてあります。