自ら犠牲になるACタイプ「スケープゴート」の特徴とは

ハナ子さん
ハナ子さん

自分が悪者になれば、すべて丸く収まる。だから私はこれでいいんだ

家庭や職場等で起こる緊張状態や衝突がある時に、事を収めようと自ら犠牲になろうとするアダルトチルドレンがいます。

そこで、この記事では以下3つを解説します。

・自己犠牲を払うアダルトチルドレン:スケープゴートの特徴

・スケープゴートの仕事面と恋愛面の傾向

・スケープゴートが幸せになるには

あなたがこの記事を読むと、自身がどのアダルトチルドレンのタイプかハッキリすることができます。

また、この先数十年後も、そのタイプであり続ける危険性についても理解することができます。

自己犠牲を払うアダルトチルドレン:スケープゴートの特徴

スケープゴート(Scapegoat)を日本語で訳すと、「身代わり」や「犠牲」を意味します。

家庭等でトラブルが起きると、たとえ直接関わりが無い事柄でも、問題行動を起こす等して自らに注意を引きつけ、家庭内の本来の目的から目を逸らせようとします。

たとえば、以下のような状況をイメージすると分かりやすいです。

・小さい頃から、母に暴力をふるうモラハラ父の姿を見ており、これ以上母を傷つけまいと父に楯突き、暴力を母の代わりに受ける子ども

・代々医者の家系で、後継ぎとして期待されて育ってきた長男が別の道を選び、両親と不仲に。それを目の当たりにした次男が両親とともに長男をいびるが、実際は長男と両親との間に諍いが起きないように調整している。

このようにスケープゴートは根はとてもやさしい子です。

しかし、自己犠牲以外の手段を知らなかったことで、その役回りが定着してしまい、あとにトラブルメーカーになってしまうのです。

スケープゴートの行動傾向

問題を起こすことで存在証明をするスケープゴートは、学校や家庭で以下の行動を起こすようになります。

・不登校

・勉強をしない

・ウソをつく

・だまって家出

・攻撃的

・反抗的

・人を信じれない

・世の中を斜めに見ている

・我流でアレンジ

仕事や恋愛におけるスケープゴートの傾向

仕事面

スケープゴートは、ひとつの職場で長続きしづらい傾向にあります。

その主な理由は、感情のコントロールがうまくいかず、周囲を敵に回してしまうことが多いからです。

また好き嫌いがはっきりしているので、気に障るような出来事があると、たとえ相手が目上の人であれ、事を荒立てます。

そのため、周囲からは扱いづらい存在だと認識され、煙たがられ、自ら職場の居心地の悪さを招いてしまうのです。

恋愛面

スケープゴートはロマンチックな恋愛をする傾向があります。

好きになった相手に対して、自身のすべてを受け容れてもらおうと、とことん尽くそうとします。

しかし、その一方で、相手から愛情が伝わってこないと、不安定になりやすいです。

そのため、どこまで相手がわがままを聞いてくれるか試し行為をしたり、束縛したり、相手の浮気を疑って怒りだしたりするようになります。

まとめ:スケープゴートが幸せになるには

上記のように、スケープゴートは主に感情のコントロールがうまく行かないことで子どもの頃から損な役回りをしています。

しかし、この過去からの根強い習慣がこれからも続くかというと、そんなことはありません。

当ブログでは、アダルトチルドレンでも幸せになれる知恵を発信しています。

私自身がアダルトチルドレンでの様々な経験を文章化しています。

独自の見解だけでなく、著名な書籍を参考に執筆しているので、多くの人に再現性はあると思います。

また、アダルトチルドレンの経験を否定するのではなく、むしろ強みとして活かすことを目的としています。

今後も引き続き、よろしくお願いします。

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